わさおの俳句教室日誌・「麗か」~16.03.23分

 昨年の春、小学校5年生時以来の親友、Kさんが数年来俳句修業に勤しんでいることを知った。驚いた。それに触発され、2015年5月13日から、Kさんと一緒の俳句教室に通い始めた。

 直接の動機は、Kさんと、月2回の俳句教室で遊べるからである。それとともに、今は、我が俳句作りの上達にいくらかでも役立てばとの思いだ。


 津軽わさおにとって、月2回の俳句教室は、俳句修業におけるほんの一部分にすぎない。俳句教室における高点句の中には、俳人、津軽わさおの俳句作りに参考になるものは、もちろんあるが、まったくならないものもある。

 何を詠んでいるのか意味が分からない句は、参考にならない。が、そんな句に結構票が入る。

 下手な歌謡曲にありそうな表現は、参考にならない。が、そんな句に結構票が入る。

 暗い俳句は、参考にならない。うらぶれた人生だとか、人生の先が懸念されるとか、病気だとか、年老いたとか。が、そんな句に結構票が入る。

もちろん、わさおとKさんが作る句には、意味不明なとか暗いとかの俳句はない。

 人それぞれなので、何を俳句に詠もうが、どう詠もうが、作者の自由である。だから、津軽わさおとしては、自分が目指す俳句作りに参考になる俳句を選び、勉強させてもらっている。


 3月23日の俳句教室においては、兼題は「麗か(うららか)」、「囀り(さえずり)」、「当季雑詠」であり、席題は「若布(わかめ)」である。

 以下に、3月23日の俳句教室におけるわさおとKさんの俳句を掲げる。


津軽わさお作

 麗かや杜の都の歓迎会

 囀るや雀の遊ぶ保育園

 春分や赤き香匂うランドセル

 若布光る震災の海平らけし


Kさん作

 うららかや流木ゴロリ昼寝して

 さえずりに耳と目をとられたり

 福寿草開いて今日は散歩かな

 若布干す長老達は働き手


 Kさん作の「若布干す長老達は働き手」は、まさに津軽わさおの俳句作りに参考になるものだ。俳句作りは、こうでなければというお手本である。

 「若布干す」の次に、「長老達は働き手」と来る。そこから読者は、過疎の村、寒村、僻地の村を想像し、されど「長老達」つまりシニアたちが生き生きと働いていることに拍手する。元気な年寄りたちが元気に若布を干している様に、元気をもらうのだ。

 Kさん作の句は、舞台が、過疎の村であるとか、寒村であるとか、僻地の村であるとか、無医村であるとかなど、一切説明を加えていない。ただ、「若布干す」、「長老達は働き手」としか言っていない。そうやって、読者にさまざまな想像をめぐらさせる。

 これぞまさに、省略と間の文芸である俳句の真骨頂である。


 
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