わさおの俳句ポスト投稿・「お降りの際は思い出もお持ち帰りを」

 津軽の俳句集団「宇宙(そら)」が2015年9月29日に誕生してから、もうじき3か月になる。メンバーは、男子3人、女子2人の計5人だ。

 俳句作りの研鑽、活躍の場は、専ら「俳句ポスト365」への投稿による。「俳句ポスト365」は、愛媛県の松山市が運営する俳句の投稿サイトだ。

  「俳句ポスト365」では、入選が「天、地、人、並」に分かれる。入選の「天、地、人、並」の内訳は、各回、天の俳句1句、地の俳句10句のほか、大体、人選の俳句200句、並選の俳句300句だ。人選と並選の入選句は、全体3,000句程度のたった17%にすぎない。

 俳句集団「宇宙(そら)」の目標は、第一に「俳句ポスト365」で入選すること、第二に人選の俳句に入ること、第三にいつか地の俳句、天の俳句に入ること、である。

 俳句集団「宇宙(そら)」の誕生以降、「俳句ポスト365」への全5回の投稿結果は、3人選、20並選、1よしあきベストセレクションである。

 これは、俳句の初心者集団としては、大健闘である。今後は、人選の俳句に入る割合を高めていきたい。

 で、俳句集団「宇宙(そら)」のメンバー5人の関心事は、どうしたら人選の俳句を増やせるか、にある。各メンバーが会心作と思っても、なかなか人選の俳句には入れない。どうしたら入れるのか。


 2015年12月11日、ネットでwithnewsの配信ニュースが流れた。車掌の最後のアナウンスに涙 「お降りの際は思い出もお持ち帰りを」 海外譲渡される南武線の205系、とのタイトルが付いている。配信ニュースの記事に曰く。適宜、抜粋させていただく。

 JR埼京線や横浜線で活躍してきた205系。JR東日本は今年4月、南武線で使用してきた120両をインドネシアの「ジャカルタ首都圏鉄道」(KCJ)に譲渡すると発表しました。少しずつ譲渡を進めてきましたが、12月6日夜に最後の車両が営業運転を終えました。終点を前にして流れた車掌のアナウンスが「感動的」「泣いた」と話題になっています。

 譲渡される最後の車両の最終運行があったのは12月6日。最後の車両ということもあって、11月16日から「南武線→海外譲渡」と書かれたヘッドマークをつけて運行していました。また、車内には幼稚園児や保育園児が描いた絵や205系の塗り絵などを展示。そのままにしてジャカルタへ譲渡されます。

 終点の武蔵中原駅が近づくなか、こんなアナウンスが流れました。

 「ただいまご乗車いただいておりますこの車両は、本日をもちまして南武線の営業運転から引退し、今後はインドネシア・ジャカルタに渡り、走り続けることとなります。まもなく終点の武蔵中原です。電車をお降りの際は、お忘れ物のございませんように、また、この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら幸いでございます」


 終点の武蔵中原駅が近づく際のアナウンスが人々の感動を呼んだわけだ。その中でも「この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら幸いでございます」が効いている。とりわけ、「思い出もお持ち帰り」がポイントだ。これがあるかないかで、全然違う。

 俳句は、五七五の十七音字で作る。そのうち、俳句の舞台設定装置たる季語に五音字程度が使われる。残り、十二音字の勝負となるが、その全部とはいかないので、まあ半分の五音字の勝負だ。

 五音字を「思い出もお持ち帰り」のように、効く言葉にすることだ。

 いかに効く言葉を使うか。それは、効く言葉を使うことを意識し、日々練習するしかない。目的意識を持って、練習し、練習し、練習すること。

 その先に、結果は来る来る、きっと来る。


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