なでしこジャパン・「佐々木則夫監督の功績」

 女子サッカーのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選。2016年3月7日、日本対ベトナム戦が始まる前、中国が韓国に1―0で勝った時点で、なでしこジャパンの4大会連続の五輪出場は、なくなってしまった。極めて残念である。

 なでしこジャパンのアジア最終予選での敗退を受け、翌3月8日、メディアは、なでしこジャパン敗退の要因について、一斉に配信ニュースを流している。

 日刊スポーツの3月8日10時1分の配信ニュースは、なでしこ澤引退で分裂敗退 宮間と若手に溝、とのタイトルが付いている。また、スポニチアネックスの3月8日9時36分の配信ニュースは、なでしこ佐々木監督「俺をバカにしている」 ロンドン五輪後に求心力急降下、とのタイトル付きだ。

 あれだけ強かったなでしこジャパンも、リオ五輪の出場権を獲得できずに負ければ、あれこれ書かれるということだろう。

 
 しかし、なでしこジャパンの栄光には、2007年12月7日に監督に就任した佐々木則夫監督の功績が大である。

 これまでの8年余の間で、なでしこジャパンは、2011年W杯ドイツ大会で初優勝、2012年ロンドン五輪で銀メダル、2015年W杯カナダ大会で準優勝、を大きなものとして、多くの燦然と輝く成績を収めてくれた。

 これらは、佐々木監督だから、成し得たことである。その功績は、今回のアジア最終予選での敗退によっても、色褪せることはない。佐々木監督は、男女を通じての日本サッカー盛り上げの大きな大きな功労者である。


 それにしても、男子の佐々木監督が、女子サッカーのなでしこジャパンを強くし、あまたの栄光に導くには大変なご苦労があったことだろう。私たちは、強いなでしこジャパンを当然視しがちだが、その道のりに思いをいたせば、佐々木監督、あなたは偉い、となる。

 今回の敗退は、監督を含むなでしこジャパン全員のいたらなさがあったからだろう。

 でも、どうにもならないことだが、なんとかならなかったんだろうか。力のあるなでしこジャパンが、力を発揮する態勢を作れず、というか態勢を作ろうとせず、敗退してしまった。

 2015年W杯カナダ大会での準優勝時、宮間主将は、リオ五輪での金メダル獲得に挑むと言った。理由は、2011年W杯ドイツ大会で初優勝、2012年ロンドン五輪で銀メダルにもかかわらず、女子サッカーを盛り上げることが日本の文化として根付いていないからだ。

 それなのに、嗚呼、それなのに、リオ五輪に出場すらできない。心配なのは、ギャップがあまりにも大きいために、女子サッカー熱が一気に冷め、佐々木監督の就任前の「閑古鳥鳴く状態」に戻ることだ。

 今回、なでしこジャパンに何があったのかは分からない。ただ、「閑古鳥鳴く状態」に戻りかねない原因を作ったのは、明らかになでしこジャパンであることは確かだ。

 そういう意味では、墓穴を掘ったことになりかねない、なでしこジャパン敗退のツケは、あまりに大きい。



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