わさおの俳句教室日誌・「水温む」~16.03.09分

 昨年の春、小学校5年生時以来の親友、Kさんが数年来俳句修業に勤しんでいることを知った。驚いた。それに触発され、2015年5月13日から、Kさんと一緒の俳句教室に通い始めた。

 直接の動機は、Kさんと、月2回の俳句教室で遊べるからである。それとともに、いくらかでも俳句作りが上達できればとの思いだ。

 その肝心のKさんは、ここ2回連続して、所用のために俳句教室を欠席している。彼と遊べないのは残念だ。で、今回、Kさんが3回ぶりに出席した。やはり、彼が出席しないと、俳句教室も面白くない。


 津軽わさおにとって、月2回の俳句教室は、俳句修業におけるほんの一部分にすぎない。俳句教室における高点句の中には、俳人、津軽わさおの俳句作りに参考になるものは、もちろんあるが、まったくならないものもある。

 何を詠んでいるのか意味が分からない句は、参考にならない。が、そんな句に結構票が入る。

 下手な歌謡曲にありそうな表現は、参考にならない。が、そんな句に結構票が入る。

 暗い俳句は、参考にならない。うらぶれた人生だとか、人生の先が懸念されるとか、病気だとか、年老いたとか。が、そんな句に結構票が入る。

 もちろん、わさおとKさんが作る句には、意味不明なとか暗いとかの俳句はない。

 人それぞれなので、何を俳句に詠もうが、どう詠もうが、作者の自由である。だから、津軽わさおとしては、自分が目指す俳句りに参考になる俳句を選び、勉強させてもらっている。


 3月9日の俳句教室においては、兼題は「啓蟄(けいちつ)」、「水温む(みずぬるむ)」、「当季雑詠」であり、席題は「春疾風(はるはやて)」である。

 以下に、3月9日の俳句教室におけるわさおとKさんの俳句を掲げる。


津軽わさお作

 啓蟄や亀の艶めく善知鳥宮

 飛ぶ鳥の眼下はるかに水温む

 鳥の追う飛行機雲やねこやなぎ

 春疾風下に上にと飛ぶ雀



Kさん作

 啓蟄やまだまだ白き地を歩む

 
 水温むリハビリ終えし顔と顔

 剪定の一服時の岩木山

 春疾風嬉し季節やつば押さえ


 Kさん作の「水温むリハビリ終えし顔と顔」は、まさに津軽わさおの俳句作りに参考になるものだ。俳句作りは、こうでなければというお手本である。

 Kさん作のこの句は、今回の俳句教室における最高得点句であり、それこそ当然である。


 
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