赤井英和・「“浪速のロッキー”が約30年ぶりにリング復帰!?」

津軽のシニアブロガーは、他の都道府県の中で印象が一番強いところを挙げよと言われれば、迷いもなく、瞬時に挙げることができる。

 それは、大阪であり、大阪人がおもしろいからである。

 仕事の関係で、大阪には何十回となく行ったことがある。さまざまな場面で会った大阪人は、おしなべて気さくであり、おもしろい。

 人生、いろいろなことがあるが、おもしろいことが大事である。大阪や大阪人に関する日々の出来事には、おもしろいことが多い。

 
 新年が明けて、ネットで遊んでいたら、webザテレビジョンの2014年12月29日付けの配信ニュースが目に飛び込んできた。“浪速のロッキー”赤井英和が約30年ぶりにリング復帰!?、とのタイトルがついている。

 “浪速のロッキー”赤井英和とは、なんとも懐かしい表現である。俳優の赤井英和は、人情味あふれる大阪のおっちゃん役とかで、なかなかの存在感を醸し出す名優である。

 確かに、彼は、若い頃、“浪速のロッキー”と呼ばれたプロボクサーであり、世界チャンピョン間違いなしと言われた逸材である。赤井英和の精悍な若きプロボクサー姿と、今の人情味あふれる俳優姿とには、ギャップがあるが、そこがまたおもしろい。

 フリー百科事典のウィキペディアが赤井英和について教えてくれるところによると、彼は1959年8月生まれの55歳である。1959年だから亥年(いのしし年)生まれだ。亥年とは、なるほど赤井英和にふさわしい。

 ウィキペディア曰く。プロになってからの赤井は、プロ4戦目の全日本新人王決定戦では尾崎富士雄に3RKO勝ちしジュニアウェルター級全日本新人王を獲得、その後も攻撃型ボクサーとして当時の日本記録であるデビュー以来12試合連続ノックアウト勝ちという快挙を成し遂げ、その試合スタイルから「浪速のロッキー」という愛称が付いた。

 赤井英和のプロボクサーぶりは凄いという印象があったが、デビュー以来12試合連続ノックアウト勝ちとは、まさに凄いじゃないか。

 こんなにも強く、世界チャンピョン間違いなしと言われたが、彼は、プロボクサーとしては挫折した。その後、彼が俳優になって現れた時、私たちは驚いたものだ。その間には、苦悩と苦労があったことだろう。そして、それが赤井英和という俳優のいい味を生み出しているのではないか。

 人生、常に順調にいくとは限らない。時としてある挫折が、人をして強く優しくしてくれるということだろう。

 それにしても、“浪速のロッキー”赤井英和が約30年ぶりにリング復帰!?、とは。はてさて。


 webザテレビジョンの配信ニュース曰く。

① '15年1月5日(月)に放送の「ごきげん!ブランニュ」(ABCテレビ)で、“浪速のロッキー”としてかつてボクシングファンを魅了した元プロボクサー・赤井英和が、67歳の古着店店主とボクシング対決をすることが分かった。

② 赤井といえば、かつてはボクシングファンを魅了した不世出のハードパンチャー。鮮烈な最後となった'85年2月5日の試合から約30年の時を超え、赤井に挑戦状をたたきつける男が現れた。それはプロボクサーでも芸能人でもなく、大阪で古着店を営む店主…。その店先に自らのファイティングポーズの写真と共に「赤井へ 12オンスを用意して待ってるで」というコメントが添えられた挑戦状を出しているという。これを番組スタッフが偶然発見し、赤井自らが店に突撃した。

③ 店主は現在67歳になるが、学生時代はボクシング部に所属していた経験者。赤井に憧れ、赤井と一戦交えることが夢だったという店主は67歳になり、これが最後のチャンスと思い看板を出したのだという。

④ 赤井と対面し「長年の夢やった」と感激する店主に、赤井は「1カ月後に対戦しよう!」とガッチリ握手。そこから二人それぞれのハードトレーニングが始まった。

⑤ 打倒・赤井のアドバイスを受けるため、店主は多数のプロボクサーを抱える井岡ジムを訪ねる。最初は半信半疑だった井岡ジムのコーチ陣も店主のパンチを受け、指導に熱が入る。一方の赤井も自らを追い込み、ハードトレーニングを開始。そして今回、この挑戦状を受けたある理由が明らかになる。

 この記事を読んで、改めて、大阪や大阪人はおもしろい、と思う。

 まず、67歳の古着店店主のおっちゃんだが、67歳にして“浪速のロッキー”赤井英和に挑戦状をたたきつけるところがおもしろい。次に、学生時代はボクシング部に所属していた経験者で、井岡ジムのコーチ陣に、指導に熱を入らせるくらいの猛者だというから、そこがおもしろい。

 そして、55歳の赤井英和は亥年生まれだが、67歳の古着店店主のおっちゃんも亥年生まれである。亥年生まれで、その先輩が後輩に活を入れてやるといった図式。そこがおもしろい。

 67歳の古着店店主のおっちゃんは、赤井に憧れ、赤井と一戦交えることが長年の夢だったという。それは、そのとおりだろう。しかし、それだけではないような気がする。

 24歳当時、世界チャンピョン間違いなしと言われた赤井英和。挫折はしたけれど、赤井英和の原点は、「不世出のハードパンチャー」だ。彼の俳優やタレントとしてのこれまでの頑張りの原点は、そこにある。

 そして、当時36歳の古着店店主のおっちゃんは、心底、“浪速のロッキー”に惚れ込み、赤井が世界チャンピョンになることを信じた。おっちゃんにとって、赤井こそがヒーローであり、それを応援する自身こそが、おっちゃんの原点である。おっちゃんの古着店店主としてのこれまでの頑張りの原点は、そこにある。

 67歳の古着店店主のおっちゃんは、そうした人生の機微に感じ入ることで、赤井英和に挑戦した。同様にそれに呼応することで、赤井英和は挑戦を受け容れた。

 津軽のシニアブロガーは、今回の件に、大阪や大阪人のおもしろさを見ると同時に、大阪や大阪人の優しさを感じる次第である。



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