「四川飯店の坦々麺と高橋中華そば店の濃厚煮干しラーメン」

 青森県は、ラーメン屋の人口十万人当たりの数において、全国第6位にランクされるほどにラーメン屋が多い。青森県内の地域を大別すれば、津軽と南部に分かれるが、どちらもラーメン好きが多い。

 このような環境下で生活しているゆえ、津軽のシニアブロガーも、ラーメン好きだ。

 人生の中で、幸せの態様にはさまざまあるが、自ら日本一と確信するラーメンと出会い、年間の折々にそれを食することができるのは、これまた幸せの典型である。


 青森県のラーメンは、基本は、煮干しの醤油ラーメンである。

 イワシの煮干しの粉末が醤油と絡み、これに魚介系出汁(だし)の旨みが加わり、溶け込んだスープ。麺は、チヂレもあれば、ストレートもある。麺の太さは、そうめんみたいな細麺はなく、普通麺か中太麺がほとんどだ。

 中でも、濃厚煮干しラーメンの元祖は、弘前市にある高橋中華そば店であり、津軽ラーメンのチャンピョンだ。

 濃厚煮干しの中華そば一本で大繁盛している大人気店であり、東京から高橋中華そば店のラーメンを食べるだけのために飛行機で青森空港に降り、弘前に直行するファンがいるほどだ。

 営業時間は午後3時過ぎまでだが、売り切れ次第終了だから、その前に終了することが多い。

 イワシの煮干しの濃厚粉末が醤油と絡み、これに魚介系出汁(だし)の旨みが加わり、溶け込んだ粘度のあるスープ。無カンスイの独特にチヂレた自家製麺がまたいい。

 これが高橋中華そば店の濃厚煮干しラーメンであり、日本一のラーメンである。
 
 
 人生の中で、いろんな食べ物を食するが、これは日本一と自分で評価できるものに巡り会えるのは、幸せである。

 長年の経験の積み重ねとして、自らの味覚が鍛えられていく。鍛えられた結果としての味覚が、日本一と評価するレベルのものに遭遇した瞬間、それが日本一のものとなる。

 麺類で、津軽のシニアブロガーが日本一と評価するのは二つである。

 
 一つは、弘前市は高橋中華そば店の濃厚煮干しラーメンである。今から10年ほど前に、津軽のラーメンオタクに連れられて、食するに行った。

 イワシの煮干しの濃厚粉末が醤油と絡み、これに魚介系出汁(だし)の旨みが加わり、溶け込んだ粘度のあるスープ。無カンスイの独特にチヂレた自家製麺。食し終えた瞬間、日本一のラーメンと認定した。

 私は、その後、高橋中華そば店の濃厚煮干しラーメンは、いつも大盛りを頼み、もちろんスープを含め、完食だ。

 もう一つは、東京都千代田区平河町にある四川飯店赤坂店のタンタンメンである。四川飯店は、料理の鉄人、陳建一さんの店である。
 
 タンタンメンは、ただのタンタンメンではない。陳建一さんのお父さんの陳建民さんが「料理は愛情。愛情のない料理はダメよ」をモットーに、生み出した陳建民風坦々麺である。

 陳建民風坦々麺は、ストレートの中華麺で、太さは普通麺である。

 スープは、いわゆるタンタンメンのスープだが、辛くて辛くない。辛くて辛くないという表現のとおり、辛いことは辛いのだが、舌に残るというか舌を刺激し過ぎることはない。

 中華麺に、タンタンメンスープに、ザーツァイ、長ねぎが混じり、ゆでたほうれん草が乗っかっている。このほうれん草がまたいい。

 私は、四川飯店の坦々麺は、いつも大盛りを頼み、もちろんスープを含め、完食だ。

 四川飯店の坦々麺との出会いは、今から25年ほど前である。初めて食し終えた瞬間、日本一の坦々麺と認定した。

 それ以来、東京に行くたびに、時間があれば、必ず四川飯店の坦々麺を食する。   

 しかし、今は、東京に行くこともなくなった。四川飯店の坦々麺とは、もう3年近くも会っていない。ああ、坦々麺が恋しい。麺恋であり、陳建民風坦々麺がめんこい。

 四川飯店の坦々麺と高橋中華そば店の濃厚煮干しラーメン。両者は、それぞれ日本一である。こんなに美味しい麺は、ほかにない。

 世のラーメン好きに申し上げる。四川飯店赤坂店の坦々麺を一度ご賞味あれ。ラーメン好きの世界が変わるよ。


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