「ソチ五輪は立春に始まる」

もうすぐソチ五輪が開幕する。季節は巡り来るが、冬は寒い。

お天気ニュースの女子アナ曰く、1月20日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の大寒(だいかん)に当たり、一年で最も寒いとされる。

 日常生活を送っていると、1年の中では、春夏秋冬の四季の移ろいがあるから、季節の変化を四季でとらえるのには馴染みがある。
 しかし、二十四節気という具合に、四の6倍というか、四季のそれぞれが更に6つに細分されるのはなぜか。


 地球において北極と南極を結ぶ線を地軸という。地球は、北極側から見て反時計回りに太陽の周りを1年かけて公転するが、北半球ベースでは言わば右側に23.4°傾いた状態で太陽の周りを回る。

 地軸が23.4°傾いて太陽の周りを公転するため、北半球では、太陽に最も近づくのは夏至であり、太陽から最も遠ざかるのは冬至である。 
 春分と秋分は、太陽からの距離が冬至と夏至の場合の中間である。

 季節は、地球が傾いた状態で、太陽の周りを回ることによってできる。そして、地球が太陽の周りを1周する時間が1年なのである。というか、地球が太陽の周りを1周する時間を1年ととらえているといえる。

 
 地球が太陽の周りを1周する時間を1年ととらえると、これを季節に応じて分割することができる。

 分割の仕方は、様々あり得る。が、私の理解では、春夏秋冬の四季と1年は12か月であることの要素を勘案して、全体をまず春夏秋冬の4つに分け、月の半分ずつに着目して更にそれぞれを6つに分けたものを節気(せっき)という。

 4×6の24で、二十四節気(にじゅうしせっき)である。1年で24節気だから、1節気は、期間としては約15日に計算される。

 二十四節気を順番に並べると、次のようになる。
 

立春(りっしゅん)雨水(うすい)  啓蟄(けいちつ)春分(しゅんぶん)清明(せいめい) 穀雨(こくう)


立夏(りっか)  小満(しょうまん)芒種(ぼうしゅ)夏至(げし)   小暑(しょうしょ)大暑(たいしょ)


立秋(りっしゅう)処暑(しょしょ) 白露(はくろ) 秋分(しゅうぶん)寒露(かんろ)  霜降(そうこう)


立冬(りっとう) 小雪(しょうせつ)大雪(たいせつ)冬至(とうじ)  小寒(しょうかん)大寒(だいかん)


 これを見て分かるが、二十四節気の第24節気は、大寒(だいかん)である。なお、節気は、その日の一日を指すが、期間としての意味もあり、次の節気の前日までである。

 大寒は、例年、1月20日頃であり、一年で最も寒い日を意味する。第23節気の小寒(しょうかん)から数えて15日後とされており、小寒から大寒前日までの15日間と大寒から第1節気の立春(りっしゅん)前日までの15日間の合計30日間を「寒の内」という。


 2014年は、1月20日が大寒であり、2月4日が立春だから、大寒から立春前日までの期間は、15日間である。大寒と言うとき、1月20日の一日を指す場合と、1月20日から立春前日の2月3日までの期間を指す場合の二通りがある。

 一年で最も寒いこの時期が過ぎれば、一歩一歩春が近づいてくる。

 立春の次は、第2節気の雨水(うすい)であり、2014年の雨水は、2月19日である。

2014年2月7日(現地時間)にロシアのソチで開幕し、2月23日までの17日間にわたって行われる第22回冬季オリンピック競技大会、ソチ五輪は、期間としては、第1節気の立春から始まって、第2節気の雨水(うすい)で終わることになる。

 春夏秋冬の四季だけでなく、二十四節気を意識すれば、季節感は、より豊かになり、人生が面白くなるというものだ。さあ、ソチ五輪が始まるぞ。

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